新出生前診断が開業医でも診断可能に
- 2019/03/03
- 18:38

胎児にダウン症などがあるかを調べる「新出生前診断」。血液採取により、新出生前診断は胎児のDNAを調べ、ダウン症などを引き起こす3つの染色体異常を見つけるこの検査、もし陽性になった場合、羊水を使った正確な診断を受ける必要があるものの、検査の第一段階としては、血液検査のみとなるため、妊婦への負担は少ないのがメリット。新出生前診断は2013年に臨床研究として始まり、2018年3月までに6万人近くが受診している。現在は...
超高齢妊婦の妊娠において注意が必要なこと
- 2019/02/02
- 12:25

35歳以降の出産が「高齢出産」と呼ばれている。ただ、その年齢を大きくすぎてから出産するケースも見られます。近年の女性のライフスタイルの変化にともない、平成27年度の厚労省の報告では、40-44歳での出生数が約5.2%、45-49歳での出生数が0.1%を占めており、5年前、10年前との比較では明らかに増加傾向にあります。このような背景は欧米でも同様で、今後も増加していく可能性があるとのこと。母体年齢が高くなるほど、妊娠合...
新年のごあいさつ
- 2019/01/01
- 09:00

新年あけましておめでとうございます。旧年中はひとかたならぬご厚情をいただきありがとうございます。スタッフ一丸となり全力を尽くしますので、引き続きご支援いただきますようお願い申しあげます。本年も変わらぬお引き立ての程よろしくお願い申し上げます。皆様のご健勝とご発展をお祈り申し上げます。なお、新年は1月5日(土)より営業いたします。どうぞよろしくお願いいたします。卵子提供、代理出産、着床前診断といえば...
子宮の移植による出産 死亡後の女性からの臓器提供により世界初。
- 2018/12/20
- 10:15

ブラジルの研究チームからの発表によると、死亡後の女性から摘出した子宮を移植したことにより、32才の女性が妊娠、出産したとのことです。子宮を提供した側の女性は45才の女性。くも膜下出血により死亡し、その後、今回出産した女性に子宮が移植されたとのことです。子宮移植の手術には10時間半を要した。子宮の移植手術が行われたのは2016年9月のこと。その後、2017年に妊娠36週近くで出産。帝王切開で、2550グラ...
不妊の要因になっていることも。あまり自覚症状がない「慢性子宮内膜炎」
- 2018/11/20
- 18:28

受精卵の着床、その後の妊娠の経過にも重要な役割を果たす子宮内膜。その子宮内膜にまつわるある病気が、着床障害の原因になっているケースがあるとして、注目を集めているそうです。病名は「慢性子宮内膜炎」細菌感染などによって子宮内膜に生じた炎症が続く病気です。月経の度にはがれ落ちて再生する子宮内膜ですが、機能層と深層部の基底層(機能層に比べてごく薄い)で構成されています。急性子宮内膜炎は生理で剥がれる部分の子...