「受精卵ゲノム編集」が不妊治療など基礎研究のみ認められる方向に
- 2019/04/02
- 09:30
4月1日、
人間の受精卵に対するゲノム編集技術による遺伝子改変について、
基礎研究に限って認める指針
が、文部科学省と厚生労働省により、施行されました。

あくまでも研究目的で、となり、治療目的のものではありません。
また、遺伝子を改変した受精卵を、人間や動物の子宮に戻すことは認めない方針です。
昨年11月、中国の研究者が、
ゲノム編集技術で受精卵の遺伝子を改変し、
この受精卵から双子の女児が誕生しており、
さらに妊娠中の方がいると発表したことが話題になっていましたが、
日本には指針がなかったため、指針づくりが急がれていました。
今回の指針は、不妊治療の基礎研究目的のみが対象となり、
治療目的のものは認められません。
また、
不妊治療で使われなかった受精卵(余剰胚)で研究することが条件
とされます。
研究に先立ち、研究機関と国の2段階の審査を経る必要があります。
遺伝子を効率よく改変できるゲノム編集技術を使った研究は、
受精卵の保存技術の向上など
に役立つと期待されています。
人間の受精卵に対するゲノム編集技術による遺伝子改変について、
基礎研究に限って認める指針
が、文部科学省と厚生労働省により、施行されました。

あくまでも研究目的で、となり、治療目的のものではありません。
また、遺伝子を改変した受精卵を、人間や動物の子宮に戻すことは認めない方針です。
昨年11月、中国の研究者が、
ゲノム編集技術で受精卵の遺伝子を改変し、
この受精卵から双子の女児が誕生しており、
さらに妊娠中の方がいると発表したことが話題になっていましたが、
日本には指針がなかったため、指針づくりが急がれていました。
今回の指針は、不妊治療の基礎研究目的のみが対象となり、
治療目的のものは認められません。
また、
不妊治療で使われなかった受精卵(余剰胚)で研究することが条件
とされます。
研究に先立ち、研究機関と国の2段階の審査を経る必要があります。
遺伝子を効率よく改変できるゲノム編集技術を使った研究は、
受精卵の保存技術の向上など
に役立つと期待されています。
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