「同じ人生なら子育てを体験したい」アメリカの熟年子育て
- 2017/12/14
- 10:22
不妊治療を長く続けていると、
「妊娠」「出産」がゴールのように思えてくることがあります。
なんとか妊娠して、無事に出産したい...
実はその先には、
長い子育てが待っています。
「いつまで治療を続けようか」
「治療方法はこのままで良いのだろうか」
自分たちの年齢はどんどん上がり、
しかし、思うように治療の成果が出ず...
子育てに対するイメージがわきにくくなっている方も
いらっしゃるかもしれません。

先日、ニューヨークタイムズに掲載された、
熟年世代の子育てに関する記事を読みました。
そこに出てくる一人、
美術写真家の男性は、54歳、独身。
50代になり、
「人生の中で何か大切なものをやり残しているという気持ちは膨れあがっていた。」
という彼は、54歳のとき、代理母による出産で父親になりました。
パートナーがいない状態での子育て。
その記事の中には、ほかにも、50代後半で、養女を迎えた女性のお話なども
出てきています。
親の年齢が高かったり、両親がそろっていない状態であったり、
というのは、一般的に見ると、子供が育つ環境として、
不十分に見えるかもしれません。
とはいえ、若い年代で子供を持ったご夫婦の場合でも、
何かしらの事情で、
父親か母親、どちらか一方の元で育つことになる場合も
少なからずあります。
そのような環境で育った方々が、
ご自身が置かれていた環境についてデメリットばかりを感じていたかというと
実際、身の回りにいる友人の話を聞くかぎり、
そうとは限りません。
むしろ、そのことより、
「親の愛情を十分に受けて育つことができたかどうか」
のほうが重要だ、と感じます。
50歳を超えての出産は、決して多いとはいえないものの、
以前より増えてきています。
(米疾病対策センターの人口動態統計によれば、2014年に出産した50〜54歳の米国人女性は743人とのこと)
さきほどの記事の最後に、
ニューヨーク不妊治療研究所のファテ院長のお話が出てきます。
「私は父が50歳のときにできた子どもだった」とニューヨーク不妊治療研究所のファテ院長は言う。
「父が他界したのは私が20歳代の時だったが、
父と過ごした年月は短いながらも私の人生で最良の時だった。
父は愛情深く理解があり、大人だった。人生経験が豊富だった」
自分の見るところ、
「年配者のほうが子どもに本当にやさしく接することができるし、理解もある」とファテは言う。
「経済的にも安定した時期にあり、子どもと長い時間、一緒にいることもできる。
これが働き盛りの30歳代なら、子どもの顔もなかなか見られない。
年を取って子どもを持った後悔している父親は1人も見たことがない」
ご夫妻の年齢についてのデメリットばかりを感じるのではなく、
お二人で作っていくことのできる環境が
これから産まれてくるお子様にとって、良い物にできる
じっくりと愛情を注いで、育てていくことができる
と、思える場合、卵子提供や代理出産は
ご夫妻にとって、そしてうまれてくるお子様にとっても
有意義な選択肢となるのではないかと思います。
卵子提供や代理出産について、ご興味をお持ちの場合、
ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいませ。
参考記事:
50代で出産も!増える「熟年子育て」最前線
「妊娠」「出産」がゴールのように思えてくることがあります。
なんとか妊娠して、無事に出産したい...
実はその先には、
長い子育てが待っています。
「いつまで治療を続けようか」
「治療方法はこのままで良いのだろうか」
自分たちの年齢はどんどん上がり、
しかし、思うように治療の成果が出ず...
子育てに対するイメージがわきにくくなっている方も
いらっしゃるかもしれません。

先日、ニューヨークタイムズに掲載された、
熟年世代の子育てに関する記事を読みました。
そこに出てくる一人、
美術写真家の男性は、54歳、独身。
50代になり、
「人生の中で何か大切なものをやり残しているという気持ちは膨れあがっていた。」
という彼は、54歳のとき、代理母による出産で父親になりました。
パートナーがいない状態での子育て。
その記事の中には、ほかにも、50代後半で、養女を迎えた女性のお話なども
出てきています。
親の年齢が高かったり、両親がそろっていない状態であったり、
というのは、一般的に見ると、子供が育つ環境として、
不十分に見えるかもしれません。
とはいえ、若い年代で子供を持ったご夫婦の場合でも、
何かしらの事情で、
父親か母親、どちらか一方の元で育つことになる場合も
少なからずあります。
そのような環境で育った方々が、
ご自身が置かれていた環境についてデメリットばかりを感じていたかというと
実際、身の回りにいる友人の話を聞くかぎり、
そうとは限りません。
むしろ、そのことより、
「親の愛情を十分に受けて育つことができたかどうか」
のほうが重要だ、と感じます。
50歳を超えての出産は、決して多いとはいえないものの、
以前より増えてきています。
(米疾病対策センターの人口動態統計によれば、2014年に出産した50〜54歳の米国人女性は743人とのこと)
さきほどの記事の最後に、
ニューヨーク不妊治療研究所のファテ院長のお話が出てきます。
「私は父が50歳のときにできた子どもだった」とニューヨーク不妊治療研究所のファテ院長は言う。
「父が他界したのは私が20歳代の時だったが、
父と過ごした年月は短いながらも私の人生で最良の時だった。
父は愛情深く理解があり、大人だった。人生経験が豊富だった」
自分の見るところ、
「年配者のほうが子どもに本当にやさしく接することができるし、理解もある」とファテは言う。
「経済的にも安定した時期にあり、子どもと長い時間、一緒にいることもできる。
これが働き盛りの30歳代なら、子どもの顔もなかなか見られない。
年を取って子どもを持った後悔している父親は1人も見たことがない」
ご夫妻の年齢についてのデメリットばかりを感じるのではなく、
お二人で作っていくことのできる環境が
これから産まれてくるお子様にとって、良い物にできる
じっくりと愛情を注いで、育てていくことができる
と、思える場合、卵子提供や代理出産は
ご夫妻にとって、そしてうまれてくるお子様にとっても
有意義な選択肢となるのではないかと思います。
卵子提供や代理出産について、ご興味をお持ちの場合、
ぜひ、お気軽にお問い合わせくださいませ。
参考記事:
50代で出産も!増える「熟年子育て」最前線
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