「初婚平均年齢」が変わっても...
- 2015/04/10
- 13:40

「初婚平均年齢」
そのデータが、厚生労働省の人口動態調査であきらかになっています。
平成5年の調査では、夫 28.4才、 妻 26.1才だったところ、
平成23年の調査結果では、夫 30.7才、 妻 29.0才と、
この約20年弱で、なんと2~3才もあがっています。
そして、もう一つ注目したいのが、
「年齢別にみた妻の初婚率(女性人口千対)の年次推移」のデータです。
平成5年には、「35~39歳」の割合はわずか3.35%でしたが、
平成23年には、9.68%まで上昇しています。
女性の社会進出がどんどん進んでいることも影響して、
30代後半での結婚もめずらしくはなくなってきています。
そんな中、いつの時代も変わらないのが
「妊娠適齢期」
胎児の頃には700万個あった女性の卵子は、
赤ちゃんとして生まれるときにはすでに200万個にまで減り、35歳では数万個にまで減少します。
生活スタイルが変わってきたとしても、
私たちにもともと備わっている体の機能は残念ながら変わらないのです。
「卵子が減少する」ということは「妊娠する確率が下がる」
ということ。
少しでも早めに妊娠することに意識を向け、
必要に応じて不妊治療をはじめることが、重要です。
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